実証実験の進捗状況

Biodata Bank株式会社

最終報告

東京消防庁において2024年11月より行われていた、Biodata Bank株式会社のプロジェクトが2025年2月に完了しました。

Biodata Bank株式会社は、「全世界から熱中症をなくす」ことをミッションとして掲げており、その実現に向け、同社が提供する熱中対策ウォッチ カナリアPlusを活用したモデル実験を行いました。

モデル実験では、東京消防庁・消防隊員が熱中対策ウォッチ カナリアPlusを装着することにより、消防活動中の重厚な装具装着時においても、隊員の暑熱リスクを検知し通知することが可能かを検証しました。検証方法は、暑熱環境下において消防活動時と同強度の運動を実施後休憩(身体冷却)を行い、同社のデバイスと深部体温計などのリファレンス機器を用いて、比較確認しました。

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検証時には2つのKPIを設定し、暑熱リスク検知アルゴリズムの妥当性を確認しました。

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検証の結果、消防隊員を対象とした実験でも深部体温計との比較結果は良好であり、暑熱リスク検知アルゴリズムの妥当性が確認できました。

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今後、本プロジェクトにおける効果検証の結果を活用し、国内外の消防関連機関や、海外の警察などに対する展開を加速してまいります。