マルメ市渡航
プログラムレポート
都市課題・背景 | マルメ市は、廃棄物焼却による市全体の温室効果ガス排出量増加を背景に、食に関連する環境負荷の軽減や持続可能な都市開発の推進を目指している |
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渡航日程 | 令和7年8月25日~令和7年8月29日 |
マルメ市渡航
プログラム概要
全体プログラム
- マルメ市周辺のスタートアップ支援施設や農業大学の訪問
- 市長や市庁舎の方との交流会や1on1での意見交換
- マルメ市の担当部署に向けたピッチ等


個別プログラム
- 参加スタートアップ各社のニーズに基づいたステークホルダーや行政機関、民間企業、事務局等との面談を行い、海外におけるリレーション強化とプレゼンの磨きこみ

ファイナルピッチの様子

参加スタートアップからの声
参加スタートアップから海外進出において抱えている課題と、本事業の渡航プログラムに対するリアルな声を集めました。
参加スタートアップが抱える海外進出
における課題
海外進出に向けた事業戦略立案
開発している技術が海外の農地でどのように活用できるのか、またマネタイズ方法について理解を深め戦略に落とし込みたい
今回のプログラムを通じて、知財戦略の課題がより鮮明になった。今後、海外市場での権利確保や模倣防止に向けた具体策を急務として対応したい
海外の企業や研究者、拠点とのネットワーク構築
今回のプログラムに参加して多くの団体とコミュニケーションが取れた。現地で実際に課題調査を行うことができた
プロジェクトファイナンスや現地プロジェクト立ち上げに必用なステークホルダーと繋がれたことは非常に意義があった。現地コネクションを持った人材との関係を継続していきたい
参加スタートアップの渡航プログラム参加後の感想
- 実際に訪れることの大切さを改めて感じました
- このようなプログラムがないと現地に訪問して、接点を作って、事業機会を得るというチャンスが得られないので、素晴らしい時間でした。
今回の経験でヨーロッパにおけるものごとの考え方、関心度など大変勉強させていただきました。今回の提案などに大変役立つと考えております。
- 視察やヒアリングを通して、課題を具体的に理解でき、またネットワークを構築できました
- 現地でのヒアリングや視察を通じて、食品廃棄物や資源循環に関する課題をより具体的に理解でき、弊社事業や素材、技術がどのように社会に役立てるかのイメージを掴むことができました。また、行政や企業、研究機関と新たな接点を得られたことで、共同実証や事業連携へとつながる可能性も広がりました。今回の経験は、弊社が掲げる「ゴミを起点に新たな産業をつくる」という挑戦を加速させる大きな一歩になったと感じています。
- EU拠点設立に向けて動き出します
- 以前よりEUに拠点を設立する考えはありましたが、具体的にどの地域・都市に設立するかを思案しておりました。今回のマルメは、Country Sideであり、農業国でもあり、南スウェーデンが世界に知られていない優良農地であり、全てにおいて弊社に合う地と出会えたことに感動しています。早速Branch設立について、問い合わせを開始しております。