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  • ジャカルタ市渡航
    プログラムレポート

    都市課題・背景 インドネシアのジャカルタは、持続可能で文化豊かな都市として発展を実現する上で廃棄物管理と再生可能エネルギー活用の促進が課題となっています。2030年までに温室効果ガス排出量の30%を削減し2050年までにネットゼロ排出を達成することを目指している
    渡航日程 令和7年8月4日〜令和7年8月8日

    ジャカルタ市渡航
    プログラム概要

    全体プログラム

    • DKI Jakarta職員との意見交換や関連施設の視察
    • ジャカルタ現地企業やジャカルタでアクティブな日本企業との交流会
    • DKI Jakarta職員に向けたピッチ等
    ジャカルタ市

    ジャカルタ市

    個別プログラム

    • 実証実験における連携先および長期的な事業開発におけるパートナー候補と面談の実施

    ジャカルタ市庁舎でのファイナルピッチの様子

    ジャカルタ市

    参加スタートアップからの声

    参加スタートアップから海外進出において抱えている課題と、本事業の渡航プログラムに対するリアルな声を集めました。

    参加スタートアップが抱える海外進出
    における課題

    海外協業パートナーの発掘・交渉
    繊維・エネルギー・廃棄物循環と複合的な要素を含むため、進出先エリアごとに制度や市場ニーズが大きく異なる点を捉える必要がある
    ジャカルタのデモプラントでパイロットテストを行う新たな顧客を増やしたい
    海外進出に向けた法規制やコンプライアンス
    現地行政や企業とのネットワーク構築はもちろん、法規制やコンプライアンスの理解が不可欠
    今回のプロジェクト参加で実際に課題調査を行うことができましたが、その先のプロジェクトファイナンスや現地プロジェクト立ち上げに必用なステークホルダーの獲得はやはり現地の有力なコネクションを持った人材の存在が必用

    参加スタートアップの渡航プログラム参加後の感想

    現地の行政・企業とのネットワークを広げることが出来ました
    本プログラムを通じて、現地の行政・企業とのネットワークを広げることができ、当社の事業推進に大きく寄与しました。また、運営側のサポートも丁寧で迅速であり、安心して活動に集中できた点も非常に満足しています。
    東京都の後押しがあったので、スムーズに交渉に進めました
    海外進出で一番の課題だった現地での強力なステークホルダーとのつながりを今回は重点的に行いました。東京都がサポートし選ばれた企業として来ているという肩書が非常に有効で、アポイントの取りやすさ、そして事業説明においても信憑性や安心感を持って伝えることができたと思います。かなりの件数の面談をこなせたのでステークホルダーの獲得という点では十分に成果を上げることができました。
    アジア展開に向けた展望が見えました
    ジャカルタにおける廃棄物処理や再エネ導入に関する現場の課題を理解できたことが大きな成果でした。Pasar Jayaや自治体との連携を通じ、具体的なPoCに落とし込む道筋が見えたことは、今後のアジア展開において大きな資産となります。また、他の採択企業や専門家との交流から得た知見は、弊社の繊維・資源エネルギー循環モデルをブラッシュアップする上で非常に有益でした。