ナイロビ市渡航
プログラムレポート
都市課題・背景 | 豪雨や河川氾濫、堤防決壊による洪水の軽減・制御 |
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渡航日程 | 令和6年8月5日〜令和6年8月9日 |
ナイロビ市渡航
プログラム概要
全体プログラム
- ナイロビ市やケニア政府系機関など、実証実施に向けた現地のキーステークホルダーを集めての参加スタートアップ紹介や意見交換会
個別プログラム
- 参加スタートアップ各社のニーズに基づき、キーステークホルダーや行政機関、民間企業、事務局等との個別面談(1社平均8回)
ナイロビ市市庁舎でのファイナルピッチの様子
参加スタートアップからの声
参加スタートアップから海外進出において抱えている課題と、本事業の渡航プログラムに対する声を集めました。
参加スタートアップが抱える海外進出
における課題
情報収集
途上国では日本国内の取引基準を満たすパートナー企業も少なく、日本から自社独自での市場の競合調査も難しい
海外での事業展開に際した制限要因や法規についても、デスクトップ調査では手に入る情報が限られている
海外マーケットの情報収集にあたる人員や予算が限られるので効率的に情報収集したい
販路形成
海外では知名度や実績が無いため、自社サービスを展開したいものの現地行政機関や民間企業とのネットワーク構築が難しい
直接コンタクトしても自社単独では掛け合ってもらえないケースが多い
参加スタートアップの渡航プログラム参加後の感想
- ナイロビ市等から効率的に情報収集できました
- 東京都とナイロビ市の共同プロジェクトであるため、ナイロビ市内の政府関係機関や企業等から信頼性の高い事業と認識しています。そのため、自社単独では実現できない、関係機関・企業とのアポイントメント取得やヒアリングを実施できました。日本でのデスクトップ調査では得られない貴重な情報を効率的に収集でき、今後のナイロビ市を始めとするアフリカ各都市への事業展開を継続して検討しています。
- 面談した民間企業とは帰国後も協議を継続しています
- ナイロビ市だけでなく、渡航期間中に個別に面談を実施した民間企業と、帰国後も定期的に事業連携に向けた協議を継続しています。
- 手厚いサポートにより安心してピッチに臨めました
- 渡航に向けた準備支援に加え、現地では提案書のブラッシュアップ支援や、現地ステークホルダーの目線から多様なアドバイスをいただく機会の設定等、手厚いサポートをいただき、初めての渡航先ではありましたが、負担なくピッチに臨むことができました。